当社は設立者の先々代会長・野瀬宇三郎の祖先が今より270年前、滋賀県神崎郡永源寺町政所より八幡へ来り木材商を開業したのが始りで、江戸時代より野瀬彦七(商号畑彦材木店)として代々木材業を営んできましたが、4代目の時期に基盤を造り、6代目である宇三郎が大阪横掘の材木商で木材業を習得した後、大正6年に家業を継ぎ、商号を野瀬商店として木材問屋業一筋に昭和16年まで営業してきました。同年大東亜戦争が勃発、戦時体制下、木材統制法発令により県下の業者は全部滋賀県地方木材株式会社に統合されました。
昭和20年8月終戦となり翌年、滋賀県地方木材株式会社は解散、よって宇三郎は八興木材株式会社を昭和21年1月に設立し、同年4月より、木材問屋として営業を開始しました。
昭和59年に業界の拡大と合わせて住宅資材の多様化・変化に対応すべく、CI確立を実施して、社名を株式会社八興と改名して木材・住設建材問屋として、卸売りに徹し、滋賀県一円はもとより三重県、福井県のお客様も含め250社の木材住設建材ご販売店様とお取り引きをさせていただきながらきましたが、さらに、平成24年に大阪営業所、平成25年に京都営業所を開設し、京都・大阪・奈良のお客様にご愛顧いただけるようになってきました。